ADA Standard of Care 2025では、無症状DMに対する心不全（BNP）およびPAD（ABI）スクリーニング推奨しているが、その妥当性を検証。

・心不全スクリーニング（BNP）
NT-proBNPのスクリーニング検査としての性能は低く、治療推奨も不明瞭。SGLT2iによるステージB心不全患者のアウトカム改善を示すエビデンスも不十分。費用対効果も低い。

・PADスクリーニング（ABI）
科学的根拠が不足しており、引用されたエビデンスも限定的。ABI結果の解釈や、得られた情報の治療への活用に関するガイダンスがない。

・結論として、これらのスクリーニング推奨は、スクリーニング原則および発表済みの文献によって十分に支持されていない。

（やはりDM合併症スクリーニングは、全員一律ではなく、ハイリスク者のへのスクリーニングが重要かと思います｡｡｡医学的には）