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日本糖尿病学会主導の全国調査
単一遺伝子性糖尿病が疑われる日本人患者232人対象
(女性64.7%、診断時年齢中央値15歳)
①35歳未満でのDM発症、②膵島自己抗体陰性、③BMI < 30 kg/m²
232人中67人(28.9%)でP/LPバリアントを同定
GCK(MODY 2)が25人(37.3%)
HNF1A(MODY 3)が22人(32.8%)
HNF1B(MODY 1)が7人(10.4%)の順
P/LPバリアント保有群(67人)は非保有群(165人)と比較して、
・症候性高血糖やDKA発症が少ない(4.5% vs 21.8%)
・BMIが有意に低い( 20.4 vs 22.0)
・HbA1cは低い( 6.9% vs 7.4%)
P/LPバリアントが同定された67人のうち、従来の古典的MODY基準(25歳未満での発症 かつ 3世代にわたる糖尿病家族歴)を満たしたのはわずか47.8%(32人)と低い。
古典的MODYの基準ではなく、①35歳未満、②BMI < 30、③GAD陰性ではMODYを念頭に置くべき。

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