チルゼパチド5mg、日本人肥満2型DMでインスリン感受性改善

日本人

★★

Yamaguchi Y, Kuwata H, Imura M, et al. Early induction of insulin sensitisation treated by tirzepatide: a prospective, single-arm, open-label study in Japanese individuals with obesity and type 2 diabetes. Diabetologia. Published online July 22, 2025. doi:10.1007/s00125-025-06493-5

25/7/22

Diabetologia

Pubmed

介入試験

日本、関西電力病院
日本人肥満2型DM 16人の単施設単アーム非盲検試験（12週）

チルゼパチド 5mg/週投与で、
グルコース注入率（GIR）が3.21から5.16 に増加（P<0.001）。
HbA1cは7.95%から6.14%に減少（P<0.001）
体重は4.9kg減少（5.0%、P<0.001）。

筋肉量、脂肪量、体脂肪率も有意に減少。
グルカゴンも有意に減少。

GIRの変化と他の臨床変数との有意な関連はなし。
チルゼパチドは体重減少のみに起因しない早期の代謝改善を示す。