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日本透析医学会から13年ぶりの改訂(有料)
・高齢化、栄養障害、フレイル、新治療薬・デバイスなど改訂。
・血糖コントロール指標:
GA: 20%未満、心血管病や低栄養状態の患者では24%未満
血糖値: 透析開始前血糖値(随時血糖値)透析終了時血糖値の測定。透析開始前血糖値は180〜200 mg/dL未満を目標とし、透析終了時血糖値が90 mg/dL未満の場合は透析起因性低血糖のハイリスク
・糖尿病治療薬
・DPP-4阻害薬: 確実な血糖降下作用と低血糖リスクの低さから、内服なら第一選択薬として考慮
・α-GI、グリニド、経口GLP-1は使用可能
・SU、SGLT2i、チアゾリジン薬、ビグアナイド薬は禁忌もしくは推奨しない
・GLP-1受容体作動薬(注射薬): エキセナチド以外使用可能
・インスリン療法:
透析日は血糖変動が顕著なため、インスリン減量(25-50%)や責任インスリンの調整が望ましい。SMBGやCGMを活用。
・栄養
エネルギー摂取量: 1日あたり25~35 kcal/kg
サルコペニア・ フレイルを考慮した調整を
・運動
運動はうつ症状、運動耐容能、身体機能、筋力改善に効果
有酸素運動単独またはレジスタンス運動との併用
・糖尿病網膜症:透析導入後も進行しうるため、定期的な眼科受診
・腹膜透析
透析液中のブドウ糖が腹膜から吸収されるため、エネルギ ー摂取過多による肥満や血糖管理悪化につながる可能性。イコデキストリン液の推奨。
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